任意保険

任意保険の等級

任意保険の等級とは

自動車の任意保険にはノンフリート契約(個人向け)とフリート契約(法人向け)があります。
ノンフリート契約は自動車の総台数が9台までの保険契約に適用され、10台以上だとフリート契約が適用されます。
この個人向けのノンフリート契約に於いて事故を起こして任意保険を使う人よりも保険を使わない人を優遇する制度として等級別料率制度があります。

 

この等級別料率制度の等級は損害保険料率算出機構が会員保険会社に参考純率として提供しています。(参考純率は損害保険料率算出機構が会員保険会社から提供された事故などのデータを基に保険数理などを駆使して算出しています。)

 

自動車の任意保険の等級は1(DNR)〜20等級に分類されていて、初めて自動車の任意保険に加入した時は6等級からスタートします。任意保険契約後の1年間を事故のある、無しに関わらず保険を使わずいると次の年には1等級上がりその分、保険料を割引してもらえます。
反対に事故を起こして保険を使うと次の年には3等級下がって保険料が割増されてしまいます。

 

また、それに加え新しく損害保険料率算出機構が等級別料率制度の改定を行った為、事故後3年間は事故有係数というペナリティ料率が適用される事となりました。(参考純率における新制度の導入日は2012年の4月1日からとなっていますが各保険会社により導入日が異なるため、適用開始時期もずれてきます。実際の実施日は2013年の10月1日〜の保険会社が多いようですが各社バラバラですので新等級制度実施日の詳細は各保険会社に問い合わせの必要があります。

 

新制度では同じ等級の人でも事故後3年間は保険事故を起こしていない人と比べて最大で50%値上げされてしまいます。更に事故後3年以内に再度、保険を使う事故を起こしてしまった場合は事故有係数を課せられる期間が最大で6年間まで延長されることになりました。

 

また任意保険のうち、車両保険に於いて自然災害や盗難、いたずら被害、飛び石など本人に落ち度が無いのに被害を受けた時にも保険を使って自動車を修理すると等級が1等級下がり事故後1年間は事故有係数が適用され割高な保険料を支払うことになりました。

 

このように任意保険の保険料はこの等級により、割引、又は割増されます。
等級別の割引、割増率は下記をご覧ください。
参考:損害保険料率算出機構『自動車保険参考純率改定説明資料』

 

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