自動車保険会社の事故サポート体制比較
任意保険を選ぶ上で保険料の安さも重要ですが実際に事故が起こった時のサポート体制はとても重要だと思います。事故を起こしてしまった時は誰でも気が動転してしまうもの。
ましてや相手が入院や死亡してしまうような重大事故の場合はとても冷静ではいられないと思います。
そんな時、電話だけの対応なのか必要に応じて実際に人が来てサポートしてくれるのかで心強さが全く違うと思います。
また、最近ではどこの保険会社でも事故受付365日24時間対応や即日対応は当たり前ですが即日対応の締切時間も実はそれぞれ違います。ですから、車の任意保険を選ぶ時は各社の見積もりと合わせて、サポート体制も比較して選ぶと良いでしょう。

保険会社 | 事故現場サポート | 当日対応締切時間 | 自宅訪問サポート | 事故対応体制 |
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× | 0〜20時迄 | △基本電話のみ 要望が有れば 訪問も有り |
1事故1担当者 +サポートチーム が専門家と連携 |
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○相手のいる事故 の場合は現場に プロが来てサポート (拠点800箇所) |
0〜21時迄 | △基本電話のみ 要望が有れば 訪問も有り |
1事故1担当者制 |
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× | 0〜21時迄 | △基本電話のみ 要望が有れば 訪問も有り |
1事故1担当者 +スペシャリストチーム |
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× | 0〜20時迄 | ○相手が入院や 死亡の場合は 訪問サポート有り |
専任の人身担当 +専任の物損担当 |
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× | 平日0〜19:00 土日祝0〜17:00 |
○相手が入院や 死亡の場合は 訪問サポート有り |
専任の人身担当 +専任の物損担当 |
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× | 時間の記載無し | ○相手が入院・ 死亡の場合は 訪問サポート有り。 (全国110名の 訪問スタッフ) |
チームアクサが 専門家と連携 |
2014年12月8日現在
事故現場サポート
交通事故が起こった時の現場サポートはほとんどの任意保険会社が電話だけです。
しかし、アメリカンホームダイレクトでは全国800箇所に事故現場急行サポートがあり、そこから30分以内の距離であればプロが直接事故現場に急行し安全確保、車両誘導、警察届出、事故報告、レッカーの手配などをサポートしてくれます。
このサービスは相手のある事故に限り利用できます。現場に出動するスタッフは、相手方と保険に関しての話し合いは出来ません。しかし、事故を起こしてしまうと誰でも気が動転してしまいますから事故現場に駆けつけて必要な対応を手伝ってくれるこのサービスはとても心強いサポートだと言えます。
当日対応締切時間
最近ではどこの自動車保険会社でも即日対応は当たり前ですが即日対応の締切時間も実はそれぞれ違います。事故を起こした場合被害者への対応はやはり早ければ早い程良いです。対応が遅ければ被害者の感情を損ねて示談交渉がもつれてしまう事も有り得ますからね。
なので即日対応の締切時間もできるだけ長く受け付けてくれる方が良いです。表記載の時間内に事故受付処理が完了すればその日のうちに事故の相手への連絡や病院・修理工場への連絡、代車の手配などを行い、対応結果を報告してもらえます。
自宅訪問サポート
対人事故で相手が入院や死亡するような重大事故の場合にスタッフが自宅まで訪問し手続きなどの説明や円満解決に向けての心構えや注意事項などをアドバイスしたり必要書類の記入方法をサポートしてくれるサービスです。
保険会社によっては希望すれば訪問してくれるけれど、保険金請求書類の記入方法などを分かりやすく説明してくれるだけのところも有ります。
事故対応体制
事故対応体制は1事故1担当者制や物損専門の担当者と人身専門の担当者でチームを組むスタイルなど各社いろいろです。いろんなスタイルがありますが、こちらが連絡する場合の責任担当者さえ、事故解決まで一貫して同じ人物なら問題ないと思います。
例えばアクサダイレクトのチームアクサは事故受付・解決スタッフが中心となりアシスタントサービススタッフ、訪問・面談スタッフ、指定修理工場スタッフとでチームアクサを形成して弁護士などのプロ集団と連携し事故解決にあたるというスタイルです。
この場合、事故受付・解決スタッフが事故解決まで、こちらが相談する際の窓口となります。
もらい事故サポート
こちらに100%落ち度の無い所謂10:0のもらい事故の場合、保険会社は示談交渉ができません。これは法律で決められている為、どこの保険会社でも同じく担当者に電話で相談するだけの対応になります。
実際に加害者と交渉するのは自分・・という事になりますのでモメた場合はちょっと大変な事になります。
こんな場合に備えて自動車事故弁護士費用特約をセットしておけば、いざという時は弁護士等に相談する費用、相手方との交渉を弁護士等に依頼する費用、訴訟費用なども補償して貰えるので安心です。ちなみにイーデザイン損保では弁護士費用等補償保険がはじめからすべての契約についています。
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